|
|
| ■日鉄和歌山専用線 |
令和６年１月１６日（火）
＜＜前のページ 次のページ＞＞ |
いえね、和歌山に面白いとこある、言うんで見に来てますねん。
お、鉄の匂いがしてきましたで。確かこの辺のはずや。あら？、金網の向こうに、何やら怪しい線路が見えまっせ。
うわぁ。おったおった。けったいな貨車やなぁ。
ええっと、ここは日本製鉄さんの工場なんですわ。製鉄所の中には線路がいっぱい通ってますねん。もちろん工場の中へは入られへんのですけど、ここは公道からちょっとだけ、中が見られるんですわ。
おや？、五右衛門風呂みたいなんが、あるで。
え？五右衛門風呂って何やって？
ははは。鉄釜のお風呂ですわ。昭和の頃は、結構残ってましてんで。ははは。
五右衛門風呂９６６号。これは、製鉄所で鉱滓（こうさい）を運ぶ鍋台車なんですわ。
鉱滓、言うのは鉄の原料の鉄鉱石やらクズ鉄やらを溶かして、きれいな鉄に製錬するときに出る、残りかすのことですねん。
ま、しゃぶしゃぶのアクみたいなもんですかな。
・・何ちゅう例えや・・
その鉱滓が、めちゃくちゃ高温なんで、鉄鍋で運ぶんですな。
五右衛門風呂７４１号。
はてはて、これは何を運ぶんやろ？
溶けた銑鉄を入れた大鍋を運ぶんですわ。
台車が四つもある貨車を、カシャ！
いやぁ、けったいな貨車のワンダーランドですなぁ。
お、機関車が来ましたで。
もう一丁。パチリ。
いやぁ、楽しいところですなぁ。またゆっくり来たいもんですな。
でも、南海電車の和歌山市駅から３キロ、和歌山港駅から２キロほどありますねん。バスもないし、ちょっと不便ですかな。まあ、ええ運動になりますわ。
[地図]
ささ、和歌山へ来たら、天ざんプラスさんで焼肉食べ放題ですな。
乾～杯～！
ではでは～♪
※公道から金網越しに撮影できますが、企業の工場内ですんで、節度は守ってくださいな。
|
|